7/17 天河大弁財天〜禊殿 特別御開帳と正殿参拝
早朝の神社鳥居。
朝食までの間に、私が泊めて頂いた部屋の真ん前にある、その筋の方に有名な大銀杏に会うためにお隣の来迎院に。
その後は朝の禊殿でボーっとしてきます!
朝早くから、白装束の太極拳のグループが大銀杏の前で念仏を唱えた後に太極拳をやっていて、もう終わったかなと思って大銀杏の前に行ったら、ちょうど最後に大銀杏の気を浴びましょう!…とか言って
みんなでを広げて目を瞑り出した。
私が立ったタイミングと一緒で、なんか参加してるみたいになっちゃった。
禊殿。国常立尊だそうです。
川原に出ることが出来て、ブレスも洗った。
しばらくボーっとしていたら、よくよく見ると小さな魚がいっぱい泳いでいた。
写真だと分からないね。
また来よう。
ここは宿のおばさんに聞いて来た。
山の神。
大山祇命だそうだ。
もう一つ、100m先くらいの小山には
聖天様が居ると聞いたので、またまた登った。
すぐ登れるけど、道なのか、葉っぱに埋もれて分からなかった。
でも、反対側から登ったら上まで行けて無事参拝。
天河は神社だけど、元々は修行の山伏の為の聖山だから、黄色の装束を来た山伏がお参りする時間がある。
その時だけは般若心経をみんなで詠みあげる。
ネットで批判される方も居るみたいだが、今でも山伏が泊まりに来るし、神社を大切にしているそうだ。
地元の人が言うのだから間違いない。
私らよそ者がとやかくいうよりも、ずっと昔から長い年月の間の深い繋がりがあるのだから、自然だ。…と私は思う。
聖護院の僧侶の入場があり、山伏が何人も入って来て、お経を詠む。
何だか、隔たりなく、同じ様に同じ時に同じ場所で神様を敬い、一緒に神事を行うのが、心温まった。
いいものに参加させてもらった。
聖護院の御師達が中心になって、お加持が行われる。
この水の神様の地での火の御祓が、とても神聖で心が洗われるような想いがした。
気持ち良かった。
この煙が、最初は螺旋を描いて勢い良く登っていくのです。
昇り竜のように。
この火が、本当に美しいと思いました。
心が穏やかに落ち着きました。
82歳の天河大弁財天
柿坂神酒之祐 宮司さん。
以前お会いした時は、73歳くらいじゃなかったっけなぁ?
近鉄御所で時間を潰していた時の雲。
さて東京に帰りますが、やはり旅は色々な事を考えさせられる。
普段の生活の中では思いつかない様な事が頭に浮かぶ。
素敵な出逢いもたくさんあったし。
あー、良き旅だった!
神様、ありがとう!